復活されたイエス様は、40日間、弟子たちにご自身を現された。天に上げられるとき、父の約束である聖霊を待つように言われた(49節)。
信じる者に与えられた聖霊は、主の栄光である(ヨハネ7:39)。主の十字架の勝利と、天の立場が与えられたのである。私たちは罪と死の力に打ち勝ち、すでに天にある(エペソ2:6)。御国を受け継ぐことが保証されている(エペソ1:14)。やがてイエス様が帰って来られるとき、栄光のからだに変えられ、永遠に主とともに生きることになる。そのとき、私たちの救いは完成する。その日が来るまで、私たちは主を待ち望みつつ、地上の人生を歩む。
「いと高き所から力を着せられるまでは、都にとどまっていなさい」(49節)。私たちにとって最も苦手とし、訓練されていることは、待ち望むことではないだろうか。主からの導きを待つことができず、自分の判断と考えで事を行うとき、主の喜びはないはずである。聖霊に満たされるなら、主の愛と力が満ちあふれる(52~53節)。主を待ち望み、主に満たしていただこう。
今週からアドベントに入った。私たちのアドベントは、イエス様が信じる者たちのために再び地上に帰って来られる日まで続く。約束は必ず実現する(49節)。その日まで、主に満たされ続けることを求めよう。「いと高き所から力を着せられるまで」(49節)。