みことばの黙想

みことばの黙想

『神の国の交わり』ルカの福音書14章1~11節「だれでも自分を高くする者は低くされ、自分を低くする者は高くされるからです。」14:11

 イエス様の時代のイスラエルの食事は、同じ一つのパンを裂いて食べ、一つの皿からのスープを飲んだり、料理を食べたりしていた。同じ一つのものを共有していることから、食事は交わりの意味があった。  イエス様は、パリサイ派の指導

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『主に従う』ルカの福音書9章18~27節「自分を捨て、日々自分の十字架を負って、わたしに従って来なさい。」9:23

「だれでもわたしについて来たいと思うなら」(23節)…主イエスに従うことは、強制ではなく、自分の意志による。神様は、人間の自由意思を尊重される。最初の人間アダムは、その自由意思で、神様に背いて善悪の知識の木の実を食べたこ

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『主の聖所』出エジプト記25章1~9節「彼らにわたしのための聖所を造らせよ。わたしは彼らのただ中に住む。」25:8

「彼らにわたしのための聖所を造らせよ。わたしは彼らのただ中に住む」(8節)。神様はイスラエルの中に、ご自身の住まいを設けるために幕屋を造らせた。金、銀、宝石、動物の毛皮、油など、指定された材料を(3~7節) 奉納物として

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『神の代理人として』出エジプト記7章1~7節「見よ、わたしはあなたをファラオにとって神とする。」7:1

モーセがイスラエルの民を率いて、エジプトを脱出するためには、ファラオの許可を得なければならなかったが、「わたしはファラオの心を頑なにし」(3節)。神様は、ファラオの頑固な心を、そのままにされた。モーセを神様の代理人、アロ

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『主がいつもともに』マタイの福音書28章16~20節「見よ。わたしは世の終わりまで、いつもあなたがたとともにいます。」28:20

復活されたイエス様は、ガリラヤで11人の弟子たちに会い、大宣教命令を下された。罪と死の力に打ち勝たれ、よみがえられたイエス様には、「天においても地においても、すべての権威が与えられています」(18節)。権威は主の御霊の力

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『無償の赦し』マタイの福音書18章21~35節「家来の主君はかわいそうに思って彼を赦し、負債を免除してやった。」18:27

 王に対して、一万タラントの負債があった家来は、返済期間の猶予を懇願した(24~26節)。一タラントは六千デナリに相当するので、六千万デナリの借金があったことになる。当時の一日分の労賃は1デナリだったことを考えると、返済

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『御国の奥義』マタイの福音書13章44~46節「喜びのあまり、行って、持っている物すべてを売り払い、その畑を買います。」13:44

 イエス様は天の御国の奥義を、たとえで語られた。畑に隠された宝を見つけた人、高価な真珠を一つ見つけた商人は、いずれも「持っている物すべて」を売り払って、その畑を、その真珠を買うと言う。私たちにとって天の御国は、自分のすべ